MIPS

ICG蛍光観察装置

革新的なプロジェクションマッピング手術支援装置
- Medical Imaging Projection System -
MIPS(ミップス)

三鷹光器株式会社・京都大学医学部附属病院・パナソニック株式会社・i-PRO株式会社は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療分野研究成果展開事業産学連携医療イノベーション創出プログラム基本スキーム(ACT-M)の支援を受け、従来エンターテインメントの場でのみ普及されていたプロジェクションマッピングの技術を応用し、医療現場で課題になっていた臓器が動いたり変形したりしてもリアルタイムに追従し手術ガイドを行う、世界初の支援システム「Medical Imaging Projection System MIPS ミップス」を開発いたしました。MIPS は医薬品医療機器等法に基づき、2019年11月20日に「一般名称: ICG 蛍光観察装置」としてクラスⅡ医療機器の製造販売承認を取得いたしました。

ICG蛍光情報を
患部に直接マッピング

プロジェクションマッピングによる今までにない直感的なリアルタイムガイドと状況に応じて自在に装置を的確に患部に向ける事が出来るアームシステムを使用する事により、迷わず正確に、より安全な手術が可能となります。

・滑らかな操作性
・広い可動範囲
・あらゆる角度から投影可能

投影イメージ

MIPS はさまざまな手技に合わせた最適な設定が可能です。投影色は7パターンから、投影階調は5パターンから選択可能です。
肝胆膵外科/肝切除 (上図)
投影色: 青
投影階調: 2値化
乳腺外科/センチネルリンパ節生検 (下図)
投影色: マルチカラー
投影階調:1024値化

視線移動が不要

従来の手術ではモニタと患部の間で視線移動が頻繁に行われていましたが、MIPSは患部にICG蛍光情報を直接マッピングすることが出来るため、視線移動が不要になります。術者は手元に集中し、手術を行うことが可能です。

MIPSヘッド構造

ICG(インドシアニングリーン)の780nmの近赤外光を照射すると830nmの蛍光発光を示す性質を利用し、MIPS本体内の赤外線カメラで捉えた蛍光情報を患部に直接マッピング。臓器の 変形や移動にリアルタイムで追従し、手術情報を術野に投影します。

明るい術野

無影灯を消灯していても、プロジェクター光を直接投影している為、明るく明瞭な術野を確保することが可能です。

臓器の移動や変形に追従可能

プロジェクションマッピング技術により、真のリアルタイムナビゲーションが可能です。

滑らかな操作性

片手でも操作可能なバランシングアームシステム



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